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お知らせ

NHK宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」ロケスタート!!

東日本大震災から10年を迎える来年3月に放送を予定するNHKドラマ「ペペロンチーノ」の撮影が県内で始まりました。

ドラマは女川町と石巻市の牡鹿半島をメイン舞台とした物語。

撮影は3日から始まり、4日は大郷町にある台風19号被災者が暮らす仮設住宅を震災の仮設住宅に見立て、草彅さん、吉田さん、矢田さんらが被災後の登場人物たちの暮らしを熱演した。4日は大郷町で撮影を公開したあと、取材会見が主演の草彅剛さんはじめ、吉田羊さん、矢田亜希子さん3人揃って大郷町内の施設にて行われました。

県内での撮影に臨んでいる、左から吉田羊さん、草彅剛さん、矢田亜希子さん

草彅さんは「石巻は以前訪れたことがあり、震災を風化させない気持ちは強い。真心で作り上げたい」と話していた。

被災地訪問は初めてという吉田さんは「オファーをいただいた際、大変な思いをすると覚悟したが、大切な方の笑顔を思い浮かべて見ていただける作品にしたい」。矢田さんも「震災の日のことは今も鮮明。容易に演じられるものではなく、被災者の気持ちに精一杯寄り添いたい」とそれぞれ話していた。

そして草彅さんは「大変な災害であり、悲しみが癒えていない方もいることを考えると重圧はある。出演者、スタッフが一致団結して頑張らないといけない」と強調した。ロケ地は石巻市、女川町、塩釜市などで撮影は12月20日ごろまで行われる予定です。

俳優陣は主人公の潔役を草彅さん、潔の妻灯里を女優の吉田羊さん、潔の同級生阿部より子は女優の矢田亜希子さん、被災地支援に来た整形外科医役を俳優の國村隼さんが演じる。石巻市出身の女優、蒼波純さんや同市在住の女優、齊藤夢愛さんも重要な役どころを演じる。

俳優の皆様も、震災に対するそれぞれの想いを胸にロケに臨んでいます!

復興へ歩んでいる宮城の風景と、被災者がかかえるそれぞれの現状をこのドラマを通じて全国へ伝えられると思いますので、3月を楽しみにしてください!